ゆっくり考える時間が持てないまま走り続けてきた人が、いったん立ち止まって何かを考えたいとき、「思考」の「壁打ち」相手となります。
- 「思考」は、「一者の中の二者(Two-in-One)」の対話であるとも言われています(哲学者ハンナ・アーレント)。
すなわち、「思考」は、純粋な単独作用ではなく、二つのものの相互作用により展開していくという性質を有するといえます。
このような「思考」を一人で行うプロセスは、野球の素振りやゴルフの打ちっぱなしではなく、テニスの「壁打ち」のようなリアクションの存在を前提とします。
ERIOの対話相談においては、当社代表が、相談者が投げかけるボールを受ける「壁」となり、リアクションを引き起こすことにより、思考を展開していくプロセスをサポートします。
このプロセスは、対話の展開により様々な流れがありえますが、一例としては、「対話」を通じて状況を客観視する過程で、相談者自身が、課題・問題の理解、その原因の発見、対応策の深掘りをし、こうしたプロセスを経て見えてきた、いくつかの今後のアクションプランの中から、ご自身が納得のいく、または、ポジティブにチャレンジしたいと感じられるアクションを選択し、実行につなげるという、一連の思考の整理プロセスをお手伝いします。